人権・同和教育講演会
2024年7月4日 19時21分一般社団法人山口県人権啓発センター事務局長の川口泰司さんに講演をしていただきました。新居浜市には何度も来てくださっている川口さんですが、現在の状況を踏まえ、今後を見据えた「ネット人権侵害と部落差別の現実」をテーマにお話ししてくださいました。ネット社会の中で生きていく私たち、今度はそのネット社会を通じて反差別の声をあげていこうと最後に力強く語ってくださいました。川口さん、大変ありがとうございました。
生徒の感想〇自分も無自覚に差別をしていることがあるかもしれないこともわかりました。生まれた所で差別されるのはおかしいです。たったそれだけのことで暴言を吐かれたり、そんなこと私は許せないです。これからは差別している人がいたらその人たちと一緒に闘っていきたいです。〇西光万吉が差別を受けて学校を退学したり、転校したり、引っ越しをしたりしてそこまで差別はこんなにおそろしいことだとわかりました。生まれた場所で差別があるのはおかしいです。これからの学校生活で差別やいじめをなくしていきたいです。〇私は今まで同和問題学習をするたびに、「知ってしまえば起こしてしまうかもしれない差別をなぜ勉強するのだろう」と思っていましたが、今日の話を聞いて、「なるほど!部落差別について正しい知識がないから、自分が相手を不快にさせていることにも気付かないから差別へと発展していくんだ!」と納得しました。また、ネットでの中傷など相手が見えないからこそできる間違った情報の拡散が相手を傷つける刃物になるんだということを実感しました。川口さんが言っていた反差別のロールモデルになりたいです。